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一級建築士過去問、計画H27-14のイラストを制作しました。
エレベータの計画

高層、超高層建築物のエレベータの計画では、コンベンショナル・ゾーニング方式が多く採られる。このときの各ゾーンのフロア数は、一般には10階前後であり、最大でも15階が限度。
コンベンショナル・ゾーニング方式(Conventional Zoning) とは?
建物の用途やフロアの機能ごとにエレベーターをゾーン(区分)分けする設計手法。これは特に高層ビルで採用されることが多く、エレベーターの効率的な運用と利用者の利便性向上を目的としている。
例)地上28階建ての事務所ビルのエレベータの計画において、各ゾーンのサービスフロア数を10フロアとした。
省エネルギーに配慮した照明計画

省エネルギーに配慮した照明計画において、一般の事務室の机上における照度の目標を750lxとし、昼光センサーと連動して照度を制御する照明器具を選定した。

一級建築士の問題では数字を覚えることも多いです。数字とイラストを組み合わせてイメージすると覚えやすくなると思います。
EPS:Electric Pipe Shaft/Space

基準階(床面積3000㎡)における電気設備や盤スペースのEPSは、事務所ビルの利用する組織やテナントの変化に対応できるように二次側配線(遮断器からコンセント・機器までの配線)の便宜から、分散配置が望ましい。
EPS:Electric Pipe Shaft / Spaceとは?
建築計画において 電気・通信設備の配線や配管を収めるための縦シャフト(空間)。主にビルやマンションなどの中高層建築で設けられ、エレベーター計画や設備計画と密接に関係する。
非常用エレベータの乗降ロビー

地上18階建ての貸しビル(基準階の床面積1200㎡)において、非常用エレベータの乗降ロビーを特別避難階段の付室と兼用させて、その床面積を15㎡とした。
非常用エレベータとは?
火災や地震などの災害時に、消防隊の消火・救助活動や避難支援のために使用されるエレベータ。通常時は一般のエレベーターと同様に利用できますが、非常時には専用モードに切り替わる。
原則として高さ31mを超える建築物に設置される。
乗降ロビーの床面積は、建築基準法施工令により、1台につき10㎡以上。
また、特別避難階段の付室は、一般に5㎡程度必要とされており、両方を兼用する場合には、その合計は15㎡以上とする。

マスの数で15㎡の15を表現したイラストになっています。
本の紹介

ゆっくり、楽しく、癒される時間を、名建築とともに。