P H30-04 日本におけるスポーツ施設の計画

一級建築士過去問、計画H30-04のイラストを制作しました。

屋外の野球場

屋外の野球場は、一般に太陽光線の直射の影響を最小限とするため、ホームベースからからピッチャーマウンド、セカンドベースへ向かう線を東北東の方位に計画することが望ましい。

屋外のサッカー競技場

屋外のサッカー競技場は、一般に、太陽高度の低い東側や西側から日差しが競技者の目に直接入らないようにフィールドの長軸を南北方向に取ることが望ましい。

陸上競技場の観客席

陸上競技場の観客席の勾配は、観客席が競技者との一体感や競技の臨場感を得られるように計画し、サイトライン(可視線)にも配慮する。

屋内の競技施設(アリーナ)

屋内の競技施設(アリーナ)は、施設の規模、想定される競技や大会のレベルなどに応じて、自然光。自然通風に配慮しつつ、空調設備・照明設備を設けることが望ましい。屋内の競技施設はパッシブデザインの設計手法を取り入れ、地域の気候にあった建築設計により熱・光・空気など制御するような計画を行う。

まとめ

屋外の野球場 ・・・ ホムベースからセカンドベースに向けての線を東北東へ。

屋外のサッカー競技場 ・・・ 長軸方向を南北へ。

陸上競技場の観客席 ・・・ サイトラインに配慮し、一体感や臨場感。

屋内の競技施設 ・・・ 施設の規模、地域の気候に合わせて計画。

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