一級建築士過去問、計画H23-11のイラストを制作しました。
アビダ’67
354個のプレキャストコンクリートボックスで構成された集合住宅、アビダ’67
1967年のモントリオール万国博覧会のために企画され、354個のプレキャストコンクリートボックスで構成された高層集合住宅アビタ’67。された高層集合住宅である。
地下1階、地上11階建で、ひとつのボックスの大きさは約11m×5m×3mあり、ひとつの住戸が1~3個のボックスを組み合わされ構成されています。5階と9階のエレベータ着床階にはペデストリアンストリート(歩行者用通路)が設けられ各住戸へアプローチすることができます。
ボックスが積み重なった個性的な外観のアビダ’67。BANKO氏にとっては、建築事例のイラスト化を続けるきっかけになった思い出のあるイラストです。
代官山ヒルサイドテラス
傾斜のある地形に長い年月をとおして作られたまちなみ、代官山ヒルサイドテラス
傾斜のある街路沿いに長い年月をかけて街並みをつくられた代官山ヒルサイドテラス。住宅、商業施設、オフィス、レストランなどの機能が複合した建築群で構成された都市型集合住宅です。上層に住戸を、下層に集合施設やオフィスなどの機能を中心として構成されています。
代官山ヒルサイドテラスはR03にも出題され、純和風建築との立地的なつながりについても問われたので、それも盛り込んだ内容にしています
NEXT21
スケルトン・インフィルを採用した環境共生のための実験住宅、NEXT21
大阪市にあるNEXT21は、スケルトンインフィル分離方式と環境共生をテーマに、将来の都市居住の可能性を追求した実験集合住宅です。NEXT21は、大阪ガスの実験集合住宅であり、社員が実際に居住し、省エネルギーや環境共生について、さまざまな実験・検証を続けられています。
スケルトンインフィル分離方式二段階供給方式により、柱や梁や廊下などの構造部や階段などの共用部躯体や共用部を第一段階とし、間仕切りや内装を第二段階とし、18戸全ての平面が異なる自由度の高い構成となっています。
NEXT21は建築事例として過去に、H7、H14、H16、H17、H23、H28になど数多く出題されています。
バイカー再開発
壁状高層住棟で囲まれたテラスハウス、バイカー再開発
バイカー再開発は当初、高速道路が建設される予定であったため、防音壁として連続したバイカーウォール(壁状高層住棟)を地区の周囲に配置し、その内側に庭付きの低層集合住宅(テラスハウス)を配置した計画です。主導者に迎えられた建築家ラルフ・アースキンにより住民の意見を積極的に取り入れています。
バイカーウォールという壁状の高層住棟で、内側のテラスハウスを囲った街並み。バイクでぐるっと回って再開発のイメージで覚えていました。