P H26-02 古代、平安、江戸時代の日本歴史的建築物

一級建築士過去問、計画H26-02のイラストを制作しました。

日光東照宮社殿

拝殿と本殿をつなぐ石の間をもつ権現造りの日光東照宮社殿

栃木県日光市。徳川家康を祀った霊廟建築である権現造りの日光東照宮。「権現造り」は、徳川家康のおくり名である東照大権現が由来となっています。日光東照宮は拝殿と本殿を石の間(相の間・幣殿)つなぎ、拝殿が”エ”の字形の平面をつくっています。

BANKO氏
BANKO氏

イラストは、日光東照宮のハイライトでもある陽明門を選びました。いつまでに見ても見飽きないところから「日暮し門」とも呼ばれています。いつまでも見てもらえるイラストを作りたい。

伊勢神宮正殿

最古の神社建築様式のひとつである神明造りの伊勢

伊勢神宮は正式には「神宮」といいます。切妻屋根の平側(桁方向)に入口のある平入形式。最古の神社建築様式のひとつとされる神明造りです。根本を地中に埋めて立てた掘立柱や妻側に独立して棟木を支える棟持柱、屋根の千木や堅魚木などの特徴があります。

伊勢神宮といえば式年遷宮が有名です。二つの細長い敷地で、20年ごとに交互に社殿を造替えし、神体を移すこの行事は1300年以上にわたって続けられています。

BANKO氏
BANKO氏

平入の文字イメージと、平入のイメージを合わせて覚えましょう。出雲大社との対比でよく問われる伊勢神宮。両者のちがいをしっかりとみにつけましょう。

厳島神社社殿

海に浮かぶ世界遺産鳥居が美しい両流造りの厳島神社社殿

日本三景、そして世界遺産にかぞえられる厳島神社社殿。海に浮かぶように海浜に設けられた厳島神社は、宮島や弥山といった自然美と社殿の人工美が独特の景色をおりなしています。屋根の前後を吹き下ろしにした「両流れ造り」、回廊で本殿、幣殿、拝殿、祓殿がつながった「寝殿造り」などの形式をもっています。

厳島の由来は「神霊が斎(いつ)く島」。

出雲大社本殿

左右非対称な妻入りの大社造り。大国主命をまつる出雲大社

神明造りとともに神社建築のもっとも古い様式である大社造り出雲大社。島根県出雲市にあり、縁結びの神様としても親しまれている大国主命(オオクニヌシノミコト)を祀っています。切妻屋根の妻側に入口をもつ妻入り。入り口は、一方に片寄った左右非対称になっています。現在の社殿は1744年の作り替えによるもので、高さ約24mありますが、13世紀以前は48mという大規模なものであったともいわれています。

BANKO氏
BANKO氏

正式名称は「いずもおおやしろ」といわれる出雲大社。出雲を連想させる雲を背景にいれています。妻入りの文字で入口のイメージを覚えましょう。

まとめ

日光東照宮 ▶ 権現造り

伊勢神宮 ▶ 神明造り

厳島神社社殿 ▶ 両流造り

出雲大社 ▶ 大社造り

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA