P H27-12 集合住宅『日本の集合住宅』

一級建築士過去問、計画H25-14のイラストを制作しました。

どんな問題?

この問題は、集合住宅の作品事例で、日本の集合住宅とその特徴が問われた問題になっています。特徴的な建築物が多いので、イラストで学んでいきましょう。

キーワード

用賀Aフラット

東雲キャナルコート

岐阜県営ハイタウン北方-南ブロック

ネクサスワールド レム棟

用賀Aフラット

『用賀Aフラット』

 グレーの立方体と青のブリッジのからなる構造体が特徴的な建築作品です。メゾネット形式8住戸の賃貸集合住宅で、道路に対して視覚的に解放されつつ、ガラススクリーンで隔てられた中庭があります。中庭の地下には50人を収容できる専用のホールもあります。アーティストやデザイナーの入居を想定しているのも納得のデザインとのことで納得のデザインです。
 個人的な話になりますが、世田谷の親戚の家に遊び行ったときに、実際に見たことあります。一度見たら忘れられない特徴的な建築です。

東雲キャナルコート

『東雲キャナルコート』

 建築士試験問題頻出の建築事例です。6街区に分割された敷地は、それぞれ別の建築家により設計されています。江東区東京湾岸部の工場跡地に建設された高層集合住宅団地です。低層ではなく高層です。繰り返しますが、低層ではなく高層です。板状住棟で敷地で囲んだような配置になっています。
 東雲は、明け方に東の空にたなびく雲。雲=高層のイメージでイラストしました。

岐阜県営住宅ハイタウン北方-南ブロック

『岐阜県営住宅ハイタウン北方-南ブロック』

昭和40年代に建設された公営住宅を新しい居住様式を提案することを目標に建替えられた建築作品。
 40年代に建設された建築物とは思えないカラフルな扉とポンピドゥー・センターのような特徴的な階段。THE・オサレ建築です。素敵な団地。あまりにデザインが好きすぎて図枠目いっぱいに表現しました。

ネクサスワールドのレム棟・コールハース棟

『ネクサスワールドのレム棟・コールハース棟』

 レム・コールハースはオランダの建築家。メゾネット形式とトリプレックス形式で構成され、各戸に採光と通風を確保するためのプライベートな中庭があります。三角に飛び出して見える窓が特徴的な建築物です。
 ちなみに、ネクサスワールドには下記建築家さんも参加しています。
●スティーヴン・ホール
●石山修武
●マーク・マック
●クリスチャン・ド・ポルザンパルク
●オスカー・トゥスケ。

まとめ

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