P H28-04 建築物の開口部等に用いるガラス

一級建築士過去問、計画H28-04のイラストを制作しました。

Low-E複層ガラス

中空層側のガラス面に特殊金属膜をコーティングすることで、中空層における放射熱を低減した複数ガラス。

Low-E(Low Emissivity : 低放射率)膜は、太陽光の赤外線の反射率が高く、吸収した熱の放射率が低い特殊金属膜をガラス面にコーティングし日射遮蔽性と断熱性を向上せさせる。

強化ガラス

強化ガラスは、板ガラスを加熱後に急冷し、ガラスを破壊しようとする引張り力をを打ち消すよう、表面に圧縮応力層を形成したもの。同厚のフロート板ガラスと比較して3~5倍の強度をもつ。

ただし、熱処理後の切断や穴あけなどの加工はできない。

アトリウムの屋根など高所の傾斜面、水平面に使用する際は、合わせ強化ガラス、飛散防止フィルムなどの落下防止措置をとる必要がある。

合わせガラス

合わせガラスは、2枚以上の板ガラスでプラスティックフィルムを挟み加熱圧着したもの。

破損時の飛散防止や開口部の防犯性能の向上などを目的として用いられる。

板ガラスの耐圧性能

板ガラスの耐風圧性能を考慮した使用可能面積は、設計風圧力、ガラスの厚さ、支持条件が同一であれば、

フロート板ガラスに比べて網入り磨き板ガラスのほうが小さい。

網入り磨き板ガラスの耐風圧強度は、一般に、同じ厚さのフロート板ガラスの0.9倍。

本の紹介

BANKO氏
BANKO氏

すごい建築士に「なりたい」、ではなく「なる!」

言霊にして、今日も勉強をはじめます

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